【書評】【5冊目】絶対にミスをしない人の脳の習慣(樺沢紫苑)
こんばんは!
わらです♪
今回は樺沢紫苑さんの「絶対にミスをしない人の脳の習慣」を読みました!
【目次】
INTRODUCTION:脳は100%ミスをする ミスをしない脳の基本原則
PART1:「インプット」を変えると集中力が最大化する ミスをしない入力術
PART2:脳力を引き出せば、仕事の「スピード」と「質」は上がる ミスをしない出力術
PART3:トップギアの脳は「自己洞察力」で決まる ミスをしない思考術
PART4:脳の棚卸しでパフォーマンスを上げる ミスをしない整理術
【本を読む目的】
・脳のしくみを理解してミスを減らす学びを得るため。
・ミスを減らして仕事効率を上げるため。
【この本を読んで気になった部分】
■すべてのミスは、脳の情報処理に関わる「仕組み」のせいであって、あなたの能力が低いせいではない
■ミスの4大原因
・集中力の低下
・記憶を一時的に保存する、「脳のワーキングメモリ」の機能低下
・脳疲労(脳が疲れた状態)
・加齢による脳の老化
■ワーキングメモリを使いこなす
ワーキングメモリ=脳の作業領域
ワーキングメモリが多いほど、情報処理のスピードが早くなり、仕事をスピーディにこなせる。その結果、仕事の流れも早くなり、ミスも少なくなる。
■ワーキングメモリのキャパシティ
ワーキングメモリのキャパシティは、「3」前後。
→ミスが多い人は2、要領のいいひとは4の可能性。
脳疲労の状態によってもワーキングメモリの数が変化する
絶好調:4
健康:3
脳疲労:2
うつ病:1
■ワーキングメモリを鍛える科学的方法
1:7時間以上の睡眠
2:やや早足のウォーキングなどといった有酸素運動
3:自然の中での運動
4:読書
5:暗記するなど、意識的な記憶力を使う
6:暗算
8:料理で段取り力をつける
9:マインドフルネスで「今・この瞬間」に集中する
「人間の脳はマルチタスクができない」
マルチタスクをする場合、2つのことを別々で行う場合よりも時間がかかる。ミスをする確率も1.5倍に跳ね上がる。
音楽を聴きながらは、「学習」「記憶」「読解」などにはマイナスに、「作業」「運動」にはプラスに働く。
■「記憶」しないメモ術
「メモを書くだけで集中力が高まる」
「書く」ことによって、脳幹の網様体賦活系(RAS)が刺激される。
→RAS:注意の司令塔
「書く」ことで、集中力が高まり記憶に残りやすくなる。
デジタルよりもアナログのほうが記憶に残りやすい。
■緩急をつけてメモを取る
メモのしすぎは注意
人間が集中できるコアタイムは15分
→なんでもかんでもメモを取ろうとすると覚えていない
メモを取る際は重要なポイントを見極めて書き留める
■インプットは欲張りすぎない
「聞き漏らさないようにすべてをメモしよう」とすると学びが浅い
脳の情報量が多すぎて、脳内が交通渋滞になり、何も学べない状態になる。
→脳の「考える機能」「記憶する機能」が退化してしまう。
時間を決めて情報を集める
■3ポイント勉強法
ゼミナーや講演で「3つだけ気づきを持って帰る」という姿勢で聞くと学びが最大になる。
仕事のミスや失敗というのは、多くの場合「アウトプット・ミス」として現れる。
■30点目標仕事術
30点の出来でとりあえず最後までやり遂げる。
→「直し」「チェック」の作業を行って30→50、50→70、70→90、90→100点と完成度を上げていく。
■「自己洞察力」を鍛えてミスを減らす
自分の状態に気づく思考
1:自分のワーキングメモリは高いのか、低いのか?
2:自分の集中力は、高いのか、低いのか?
3:今の自分の脳は疲れていないのか?
4:最近、脳の老化が進んでいないか?
「自分の状態が一番わかっている」というのは思い込み。
大丈夫という人は、たいていの場合大丈夫じゃないことがほとんど。
「疲れている」といえる人は健康
→「大丈夫」の心理状態は、心理学用語で「否認」
■ポジティブノート術
日記を書くこと→3分日記療法
良かったこと、悪かったことを書き出す
→最後は良かった事で締めくくる、最後に書いた記憶が強化される
失敗は忘れて、成功は噛みしめる
【本を読んで活かすこと】
読書や講演を聞いて、メモを大量にとっていることがほとんどだったので学びを得ることを3つに絞って学んでいく。
ワーキングメモリを意識してマルチタスクを行わない。一つ一つ仕事を行っていく。
ブログを書く際も100点目指そうとする意識がよぎるので30点でも書ききるようにする。
アウトプット大全にも書いてあった内容もありましたが、「ミスを減らす」という観点では細かく書かれていたので書かれていた内容を実行していきます♪
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
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